トライアル用語解説特設用語解説※ステアケース(略してステア) 概ね30cm~の垂直段差、これ以上低い場合はタイヤの中心軸より低くなるため 何もしなくても乗り越えることが出来ます。それも一応ステアケースだとは思います が。私的には30cm~がそうかと思ってます。聞くところに寄るとこの言葉は日本 のトライアル用語独特のようです。ヨーロッパでは「ステップ」と言っているようで す。 この段差が階段状に連続する場合には段数に応じて2段ステア、3段ステアと呼んで います。 国際的腕前の選手になりますと2m近い垂直の段差を上ってしまいます。驚きのテク ニックです。忍法壁歩きならぬ壁走りになっています。 ※カメ 車体エンジン下部のガード部分が障害物に乗り上げて駆動輪である後輪が浮いた状 態になってしまい前に進む事が出来なくなる状態。 爬虫類の亀の腹をブロックなどの上に乗せると手足が地面に付かない状態になり身動 きがとれない状態になる事に酷似している事からこの様に言われています。 トライアルでこの状態になった場合はマシンの上の人間が勢いをつけて大きく前後に 体を動かせば回避できます。また意図的にこの状態にして間を取る場合もあります。 |